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EASTMAN GUITARの取り扱いについて

EASTMAN GUITARは全て単板で製作されています。正しい取り扱いをしないと、破損等の原因になります。

自分で行うべき管理を劣ったために発生するトラブルに関しては、たとえ保証期間内であっても修理が有料となる場合があります。
下記の点について十分なご注意を心掛けて下さい。

【塗装についてのご注意】

●長時間ケースに入れたままにしないで下さい。
塗装が柔らかいために長時間ケースに入れたままにしておくと、稀にケースの内張りの後が付く場合があります。

定期的にケースから出し入れする様にして下さい。

特に夏場などは必ずそうする様に心掛けて下さい。

●ギタースタンド等のゴム部に直接当てない様にして下さい。

ギタースタンド等のゴム部に直接触れさせておくと、塗装が反応し、変色や塗装が溶けたりする場合があります。

ゴム部には市販のスタンド用クロスをご使用して下さい。

●演奏された後は、必ず乾拭きを行って下さい。
演奏後には必ず乾拭きを行い、本体に付いた水分等を取り除いて下さい。

また塗装が柔らかくキズが付きやすいので、楽器専用のクロスを使用し、ご使用するクロスにゴミ等が付いていないかを確認してから乾拭きして下さい。

●夏場には、直接日光が当たる場所、湿度の高い場所での放置にはご注意下さい。

夏場にそうした場所で放置すると、塗装が溶ける場合があります。必ず風通しのよい場所、及び管理の行き届いた場所で保管して下さい。

●キズについて
塗装面が非常に柔らかいために、爪による引っ掻き傷や、擦り傷等が通常のポリウレタン塗装に比べ付きやすくなってます。ご注意下さい。

ただ楽器は演奏するものであるため、小さなキズ等はあまり神経質にならない方がよいと思います。

ただし、家具、ドア等他のものにぶつけるような事はない様に気を付けて下さい。板そのものが割れるなど大きな事故となる場合がございます。

【湿度管理について

●ギターの湿度管理はプレイヤー自身が行なうべきこと。

湿度管理には十分な注意が必要です。

ギターは湿度の異常な上昇や下落に非常に敏感であり、これを劣ると、指板よりフレットが飛び出る、割れ等の問題になります。

あくまでも購入後の湿度管理はお客様自身が行わざるをえないものであり、万一の故障のでも、それが管理不届きであった場合かは見れば瞬時に分ります。管理不手際の故障は1年間保証の期間内であっても有償修理となります。ご注意下さい。

 

●室内での湿度管理(気温22度、湿度50%がベスト)
 湿度50%あたりを目安に、湿度管理して下さい。特に冬場には注意して下さい。

湿度35%位になるとトップ等の木材が縮み始め、ネック上ではネックが反る、フレットサイドがネックより突き出る、

さらにはバインディングがひび割れが出始める可能性があります。室内でのエアコン等の暖房を使用する場合は必ず加湿器等で湿度管理を行ってください。

また、逆に夏場などは除湿材等で管理して下さい。湿度60%あたりから木が膨張し、塗装面はもちろん、ネックが反る、

ブレイシングが剥がれる等症状が出始める可能性があります。くれぐれも自己管理の上でご注意下さい。

 

 

●弾く事が大事です
 長い期間弾かずに、ケースに入れたままにしておいて、1シーズン超していざ弾こうと思ったら、割れていた、ネックが反っていた等、

そういう場合が多々あります。あくまでもギターは弾く事によって木が生きてきてギター本来としてベストな状態を保つ事が出来ます。

弾かずに放置するとギターとしてではなく、自然のままの木として、収縮や膨張をし始め、割れ等の問題が出始めます。

一番大事な事は、適度に弾く事であり、弾く事で自然とギターへの細かい注意が届き、小さな変化に気付くため管理出来るのです。

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